寒い時季に現れる美しい景色に出会う　冬に見たい 絶景 ガイド

朝晩の気温が下がり、いよいよ冬本番。
おうちの中で暖かく過ごしたいところだけど、そんな気持ちをグッとこらえて外に出掛ければ、冬にしか出会えない感動の絶景はたくさんある！
今年は、思い出に残るようなロマンチックな冬を過ごそう。

光輝くイルミネーションに夢中

備北イルミ　庄原市

自然が生み出す幻想的な光の空間

丘陵の地形や樹木を生かしたバラエティー豊かな装飾で、公園全体が美しい光に包まれる。
今年のテーマは「明日への光」。
中の広場・ひばの里・花の広場の3エリアにて展開される、約70万球を使ったさまざまなイルミネーションに、思わず魅了されるはず。

ひろしまドリミネーション2020　広島市中区

広島の街なかがおとぎの世界に

広島県最大規模の約140万球からなる電飾が平和大通りなど市内中心部を飾り、メルヘンチックなおとぎ話の世界へと誘う。
今年注目すべきは、力強い生命力を表現した大地のエリアと、水と氷を連想させる神秘的な海のエリア。
異なる光の演出に、感嘆の声が漏れる！

世羅高原キャンドルナイト2020-2021　世羅郡

自然豊かな地がやさしい光に包まれる

世羅町にある『世羅高原農場』と『今高野山』を、総数約12,000個のキャンドルでライトアップ。
それぞれが洋風と和風の異なるイメージで演出される。
また、農場ではキャンドルホルダー作りイベントなども開催。
ロマンチックな光に癒やされて。

TOKIWAファンタジア2020　山口県宇部市

夜の遊園地が美術館に変貌！?

今年の「TOKIWAファンタジア」は大幅リニューアル。
全国で活躍するアーティスト・?橋匡太らが手がけたメディアアートやイルミネーション、プロジェクションマッピングが出現し、遊園地がアートな空間へと生まれ変わる。
新しい冬の夜を彩る『ときわ公園』に、期待大！

ポポロ冬の祭り ウィンターイルミネーション2020　三原市

煌めくおりづるに祈りを捧げて

まるで瀬戸内海のように、ディープブルーのLEDが芝生広場一面を彩る。
その中心でシャンパンゴールドに輝く「おりづるの巨大オブジェ」では、平和への祈りを表現し、シャボン玉を使った演出も施される。
癒やしの音楽を聞きながら、ロマンチックな中庭を眺めるのも◎。

花と光のページェント　広島市佐伯区

植物×光の華麗な展示を満喫

ポインセチアで作られたツリーや、幹の直径が2ｍもあるオーストラリアバオバブなど、温室内の植物たちを美しくライトアップ。
期間中は、ピアノや弦楽器によるクリスマスコンサートも開催されるので、光に包まれた植物園ならではの特別な夜を過ごせそう。

空気が澄んだ冬、満天の星空を眺める

美星天文台　岡山県井原市

国内屈指の天文台で星空ウォッチ

光害防止条例があり、美しい星空が見られる美星町に建つ国内屈指の天文台。
金?月曜の晴れた夜には、口径101cmの望遠鏡を使って、季節やその日の天候に適した天体の観測ができる。
また、視界の広いベランダで、星座を見つけるのもロマンチック。

呉市かまがり天体観測館　呉市

静かな波音をBGMに星空観賞

全国でも珍しい、波の音を聴きながら夜空を眺めることができる海辺の天文台。
大型望遠鏡で見る星空は、息を呑む美しさ。
毎週土曜の夜には定例観察会がおこなわれるほか、12／13（日）・14（月）の20時からは、ふたご座流星群の観察会もあり。

神石高原ティアガルテン　神石郡

冬キャンプで満天の星空を堪能

標高約700mに位置する体験型テーマパーク。
BBQのグッズレンタルや食材販売、10人収容のログハウスなどもあるので、初心者でも気軽に冬キャンプを楽しめる。
街の明かりが届かない山の中にあり、上空を遮るものがないので、大パノラマで星空を堪能できる！

目の前に広がる雲の海を堪能

備中松山城展望台　岡山県高梁市

雲海の中にそびえたつ名城

日本三大山城にも数えられる『備中松山城』。
9月下旬から4月上旬の条件がそろった時にのみ発生する雲海と城の姿は、“天空の城”と称され見る人を魅了する。
そんな神秘的な光景を目に焼き付けるなら、向かい側の山中にあるこちらの展望台がベストポジションだ。

高谷山展望台　三次市

一面に霧が広がる大パノラマ

県内北部の川の多くが合流する三次盆地では、条件のそろった10月から12月、3月に雲海が出現。
標高491ｍの高谷山の展望台にのぼると、霧に覆われた三次市内を一望できる。
霧の海から突き出る中国山地の山々は、瀬戸内の島影を思わせる風情たっぷりの光景だ。

筆影山　三原市

海霧と多島美のコラボにうっとり

標高311ｍの筆影山の眼下には、瀬戸内海に浮かぶ大小の島々と海霧が織りなす、神秘的な光景が広がる。
漂う霧のなか、行き交う船が見え隠れするその様は、見飽きることがないほど趣深い。
11月下旬から1月中旬の早朝より霧が現れるゆえ、朝日とともに楽しむのもいい。